2. トレースとスパン

15分
  • APM の概要 - RED メトリクス
  • サービスマップを利用する
  • タグスポットライトの紹介
  • トレースの例
  • インフラとのリンク

トレースとスパンについて

トレースは、同じトレースIDを共有するスパンの集合体であり、アプリケーションとその構成サービスが処理する固有のトランザクションを表します。

Traces and Spans Traces and Spans

各スパンには、そのスパンでキャプチャされた操作を表す名前と、その操作がどのサービス内で行われたかを表すサービス名があります。

さらにスパンは、その親として別のスパンを参照することができ、そのトランザクションを処理するために実行されたトレースでキャプチャされた処理の関係を定義します。

各スパンには、キャプチャされたメソッド、オペレーション、コードブロックに関する以下のような多くの情報が含まれています。例えば:

  • 処理名
  • 処理の開始時間(マイクロ秒単位の精度)
  • 処理の実行時間(マイクロ秒単位の精度)
  • 処理が行われたサービスの論理名
  • 処理が行われたサービスインスタンスのIPアドレス