2.3 サンプルトレース

サンプルトレース

右上にある「Services by Error Rate」グラフのピンク色の線上をクリックします。選択すると、サンプルトレースのリストが表示されます。Initiating Operation offrontend: POST /cart/checkout であるサンプルトレースの1つをクリックしてください。

Example Trace Example Trace

スパンとともに、選択したトレースの全体が表示されます。エラーが発生したスパンは、その横に赤い!マークが表示されます。グレーのボックスにx6などの数字が表示されている場合は、それをクリックするとpaymentservice スパンを展開することができます。

Example Trace Example Trace

赤い!マークが表示されたpaymentservice スパンの一つをクリックすると展開され、関連するメタデータやエラーの詳細が表示されます。このエラーが401エラーによるものであることがわかります。また、「テナント」や「バージョン」などの有用な情報も表示されています。

Traces and Spans Traces and Spans

エラーの原因が 無効なリクエスト であることがわかりましたが、正確なリクエストが何であるかはわかりません。ページの下部に、ログへのコンテキストリンクが表示されます。このリンクをクリックすると、このスパンに関連付けられているログが表示されます。

Logs Link Logs Link

下の画像と同様の Log Observer ダッシュボードが表示されます。

Log Observer Log Observer

フィルタを使用して、エラーログのみを表示できます。右上にあるERRORをクリックしてから、Add to filterをクリックします。

Error Filter Error Filter

severityERRORであるログエントリに絞り込まれます。

Filtered Results Filtered Results

いずれかのエントリを選択して詳細を表示します。これで、開発者が誤って本番環境にプッシュした 無効なAPIトークン の使用によってエラーがどのように発生したかを確認できます。

Error Details Error Details

おめでとうございます。これで、このAPMワークショップは完了です。