OpenTelemetry Collector プロセッサー
Attributes プロセッサー
attribute プロセッサーを使うと、スパン、ログ、またはメトリクスの属性を変更できます。また、このプロセッサーは、入力データをフィルタリングし、マッチさせ、指定されたアクションに含めるべきか、除外すべきかを決定する機能もサポートしています。
アクションを設定するには、指定された順序で実行されるアクションのリストを記述します。サポートされるアクションは以下の通りです:
insert
: その属性がない場合に、新しい属性値を挿入します。update
: その属性がある場合に、その属性値を更新します。upsert
: insert または update を実行します。属性がない場合には新しい属性値を挿入し、属性がある場合にはその値を更新します。delete
: 入力データから属性値を削除します。hash
: 属性値をハッシュ化 (SHA1) します。extract
: 入力キーの値を正規表現ルールを使って抽出し、対象キーの値を更新します。対象キーがすでに存在する場合は、その値は上書きされます。
次の例のように、attribute プロセッサーを使って、キーは participant.name
、あたいはあなたの名前(例: marge_simpson
)という新しい属性を追加してみましょう。
警告
INSERT_YOUR_NAME_HERE
の箇所は、自分の名前に置き換えてください。また、自分の名前に スペースを使わない ようにしてください。
このワークショップの後半では、この属性を使用して Splunk Observability Cloud でメトリクスをフィルタリングします。
processors:
batch:
resourcedetection/system:
detectors: [system]
system:
hostname_sources: [os]
resourcedetection/ec2:
detectors: [ec2]
attributes/conf:
actions:
- key: participant.name
action: insert
value: "INSERT_YOUR_NAME_HERE"
設定を確認しましょう
これで、プロセッサーがカバーできました。ここで、設定のの変更内容をチェックしてみましょう。