6. APM Waterfall

Trace Analyzer から Trace Waterfall に移動しました。トレースは、同じトレース ID を共有するスパンの集合であり、アプリケーションとその構成サービスによって処理される一意のトランザクションを表します。

Splunk APM の各スパンは、単一の操作をキャプチャします。Splunk APM は、スパンに記録された操作がエラーとなった場合、スパンをエラースパンと見なします。

Trace Waterfall Trace Waterfall

Exercise
  • ウォーターフォール内の paymentservice:grpc.hipstershop.PaymentService/Charge スパンの隣にある ! をクリックします。

スパンのメタデータに記録されているエラーメッセージとバージョンは何ですか?

Invalid Requestv350.10 です。

問題を引き起こしている paymentservice のバージョンを既に特定しているので、エラーに関してより詳細な情報を見つけられるか、やってみましょう。ここで Related logs が役立ちます。

Related Logs Related Logs

関連するコンテンツは、特定のメタデータによって実現されており、これにより、APM, Infrastructure Monitoring, Log Observer が Splunk Observability Cloud 内でフィルター条件を共有することで可能になっています。Related Logs が機能するには、ログに次のメタデータが必要です。

  • service.name
  • deployment.environment
  • host.name
  • trace_id
  • span_id
Exercise
  • Trace Waterfall の一番下で Logs (1) と書かれた部分をクリックします。これにより、このトレースに紐づく Related Logs があることが分かります。
  • ポップアップ内の Logs for trace XXX エントリをクリックすると、トレース全体と関係のあるログが Log Observer で表示されます。