5. APM Trace Analyzer

Splunk APM では、NoSample の End to End の可視性が提供され、すべてのサービスのトレースがキャプチャされます。このワークショップでは、Order Confirmation ID がタグとして利用可能です。これにより、ワークショップの前半で遭遇したユーザーエクスペリエンスの問題のトレースを正確に検索できます。

Trace Analyzer

Splunk Observability Cloud は、アプリケーションモニタリングデータを探索するための複数のツールを提供しています。Trace Analyzer は、未知の問題や新しい問題を調査するために高カーディナリティで粒度の細かなデータを検索・探索するシナリオに適しています。

Exercise
  • paymentservice の外側のボックスを選択した状態で、右側のペインで Traces をクリックします。
  • Trace Analyzer を使用していることを確認するために、Switch to Classic View が表示されていることを確認します。表示されていない場合は、Switch to Trace Analyzer をクリックします。

APM Trace Analyzer APM Trace Analyzer

Exercise
  • 表示する時間枠として Last 1 hour を選択します。
  • ほとんどのトレースがエラー(赤)であり、エラーのない(青の)トレースは限られています。
  • Sample Ratio1:10 ではなく 1:1 に設定されていることを確認します。
  • Add filters をクリックし、orderId を入力し、リストから orderId を選択します。
  • ワークショップの前半でショッピングを行った際の Order Confirmation ID を貼り付けて Enter キーを押します。入力する ID が分からない場合は、インストラクターにお問い合わせください。 Traces by Duration Traces by Duration

これで、あなたが体験した、チェックアウト処理で長時間待たされユーザーエクスペリエンスを損ねていた処理のトレースを絞り込むことができました。このトレースは最大13ヶ月間アクセスすることができます。そのため、例えば、開発者は後日この問題に再び取り組む際にも、このトレースを確認できるでしょう。

Exercise
  • リスト内のトレースをクリックします。

次に、トレースのウォーターフォールを見ていきましょう。